こんにちは。
行徳の鍼灸院【はり温灸治療院カラダノミカタ】です
今回は【肋間神経痛】の記事を書きたいと思います。
肋間神経痛は「くしゃみや咳をしたとき痛みを感じる」「伸びなどで体をねじったときに痛みを感じる」など、肋間に沿って痛みがあり神経痛が起こる状態を肋間神経痛といいます。
背中、胸、肋間、わき、わきの下など痛みが出るのは様々ですが左右どちらかに出るというのも特徴の1つです。
痛みの度合いも個人差があり、骨が胸に刺さったような強い痛みを感じることもあれば息をするのが苦しいような痛みもあります。
痛みを感じるのも様々ですが、深呼吸をしたり笑った時などの胸を広げる動作や体をひねる動作。くしゃみ、咳、鼻をかむための動作でも痛みを感じます。肋間神経痛と似たような症状で心臓の疾患と間違えることもあります。自己判断せず医療機関を受診しましょう。
原因は、加齢や姿勢によって筋肉に負担がかかるため神経の圧迫が原因であったり、脊椎の病気(帯状疱疹や変形性脊椎症)が原因として挙げられますが、骨や内臓に異常がない場合はストレスや過労が原因ともいわれ明確な原因がみられないことが多いです。
ホルモンバランスの乱れ、免疫力の低下、ストレス、長時間のデスクワーク、妊婦などは肋間神経痛を発症しやすいようです。呼吸が浅くなり、肩や背中に力が常に入っているような方は肋間神経痛を発症しやすいともいえるので、生活習慣の改善や休息が必要です。
病院での治療法は原因によって異なります。
外傷の場合には消炎鎮痛薬の内服、脊椎が原因の場合には手術がおこなわれることがあります。
鍼灸治療では、痛みにかかわる神経や神経の末梢に施術をおこないます。
局所の痛みとそれに関わる内臓の状態をみて痛みを和らげます。
局所的な原因はなく、ストレス、免疫力の低下によって痛みが出ている場合は内分泌や免疫の機能を上げる体質改善の施術をおこない痛みを和らげていきます。
同時に生活の改善や適度な運動を行い治癒へと導きます。
病院との併用もよいでしょう。
痛みに対する鍼灸は有効です、ぜひ肋間神経痛に悩まされている方は鍼灸を検討してみてください。